あまり知られていない?! 初期消火のお話あまり知られていない?! 初期消火のお話
火災予防を徹底することは当然のことですが、万が一火災が発生してしまった場合には、いかに早く火災の発生に気づくか、
いかに適切な初期消火活動を行なうか、が被害を最小限に食い止める決め手となってきます。
あまり知られていない?! 初期消火のお話
防法により消火するための消火器設置は義務付けられていますが、自衛消防隊員の保護具の装備義務付けはありません。火災発生時には、自衛消防隊員は初期消火活動や避難誘導など危険な状況下で冷静な判断を求められます。消火器や屋内消火栓は自衛消防隊員が使うもので、隊員の身を守る保護具を合わせて準備しておかないと、実質的に消火活動や避難誘導は不可能だということはあまり知られていません。

際の初期消火活動を行なった場合の約20%が消火器を使用していますが、ここで注意していただきたいポイントは、初期消火活動として消火器を使用した場合、発生する煙の量が急激に増加したり、更には狭い室内中に煙が広がり消火活動をしている方に向かって炎と熱と煙と有毒ガスが襲いかかる可能性があることです。呼吸を確保する防煙マスクや視界を確保するフルフェイスタイプの防煙マスクをしていなければ、有効な初期消火活動は行なえないだけではなく、その活動を行なう人の命をも危うくしかねないこととなってしまいます。

としては、2008年10月に大阪で発生した個室ビデオ店の火災が記憶に新しいですが、原因は放火ではあったものの、店員(=自衛消防隊に相当)が消火器をもって火元に向かったが、煙と熱で近寄れずそのまま逃げ戻ったことがマスコミで報じられていました。自衛消防隊員を守る保護具が無ければ、いかに消火器と初期消火を行おうという意志があったとしても、初期消火を行う事が不可能であることの現れた一例だと言える反面、自身の命の危険を感じて避難した店員の行動は、正しい行動だったと言えます。

の性質が命に直接かかわるものであるからこそ、防煙マスクについては、総務省消防庁から性能基準が通達されており、(財)日本消防設備安全センターで各商品の評定を行っています。購入の際には必ず、同センターの評定合格品のものを選ぶことが重要で、その中でも製造ロット毎の検査を行い個別評定を実施している製品 スモークブロック[FF(フルフェイス)] スモークブロック FF(フルフェイス) を強く推奨します。

※初期消火活動は消防法によって義務づけられているものの、初期消火の実施率は思いのほか低く、約40%が初期消火を行なっていなかったというのが実情です。迅速な覚知とともに適切な初期消火活動を行えば、最低限の被害拡大を抑制し、その間の避難誘導や、時機をみて迅速な避難をすることが可能になります。
あまり知られていない?! 初期消火のお話
防災コラム